Report 2022 オミクロン株 ④
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わが国での検出例はまだ数%以下だが、BQ.1系統とXBB系統はこれまでに出現したオミクロン株の亜系統より免疫逃避能がさらに強く、従来型とオミクロン対応の 2値ワクチンの予防効果が低下する可能性を懸念する指摘もある。
一方、オミクロン株はデルタ株に比べて病原性が低く、入院リスク、重症化リスクが低いとされている。デルタ株では多かった若年者の重症化例、死亡例はほとんどなく、症状が軽症ですむことが多い。ただし、重症化する率は少なくなっているものの、感染者数は大幅に増えているので、重症化しやすい高齢者を中心に、重症化数、死亡者数数は多くなっている。
「オミクロン株」の変異株(亜系統)は着々と進化している。まだ当分の間、油断はできない。ワクチン接種と基本的な感染対策で備えは怠れない。
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