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2023年1月23日 (月)

Science 歯周病と認知症 ⑥

続き:

3. 認知症患者の歯周治療

 日本老年歯科医学会では、「認知症の人への歯科治療ガイドライン」を作成し、認知症患者の歯科的対応についての情報を提供している。歯周治療に関連するクリニカルクエスチョン (CQ: 臨床上の疑問) として、口腔管理、口腔衛生管理について述べられている。「CQ :(健常な時からの) 定期的な歯科管理は、認知症の発症予防・重症化予防に効果的か」に対して、「定期的かつ継続的歯科介入は、口腔の機能と健康状態を良好に保つとともに、社会性の確保が確保が可能となり、認知症の発症および重症化の予防に効果的である可能性がある」としている。また、「CQ:歯科医療機関におけるはお喪失予防・口腔機能低下予防は認知症の発症・重症化予防に効果的か」に対しては、「歯の喪失予防・口腔機能低下予防は、その効果を支持する報告の数については十分とは言えないが、認知症の発症予防(発症遅延も含む)・重症化予防に良い影響を与える可能性は高い」としている。これらのことからも、歯周治療を含む口腔衛生管理が認知症の発症予防および重症化予防に寄与する可能性が高い。

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