Report 2022 健康日本21(だ二次)最終評価 ④
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その成果と課題をふまえて、後に続く10か年の健康づくり運動として「健康日本21(第二次)」が2013年からスタートした。報告書は20年にわたる「健康日本21」の取り組みを振り返り、2003年の健康増進法施行など、この20年間で基本的な法制度・枠組みの構築が進み、健康づくりに対する機運が醸成され、自治体の健康増進事業をはじめ、関連する各分野の諸々の制度で健康づくりの取り組みが進められている。保険者、企業等による健康づくりも広まってきたとしている。
また報告書は、「新型コロナウィルス感染症の感染拡大で、活動自粛による活動量の低下、食習慣や生活習慣の悪化、テレワークの増加、労働環境の変化などによって、健康に懸念されると述べ、健康日本21(第二次)では「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」を最終的な目標としてきたが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大を機に、格差が拡大しているとの指摘もあると警鐘を鳴らしている。
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