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2023年2月13日 (月)

Clinical 正確で効率的な歯科総合診断 ①

礪波 健一(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科総合診療歯科学分野講師)さんの小論文を記載。:コピーペー:

1. 歯科総合診断の現状

 診断は治療法の根拠となるものである。治療の成績を向上させるためには正しい診断が必須であり、当然のことながら歯科においても診断は重要事項だ。現状の歯科医学教育カリキュラムでは、歯学部学生は、歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学、矯正歯科学などの大枠からさらに細分化された各専門分野において、それぞれに特化した診断体系を学習する。

 一方、歯学科学生の殆ど卒後 General Practitioner となるため、現場で活躍するには分野横断的な歯科総合診断能力が必要。我が国では、この歯科総合診断能力は、卒前・卒後の臨床実習ないし研修、さらにその後の実地での臨床推論の経験を通して研鑽される。

 つまり、分野別に学習された診断に関する知識・技能は実践において統合されるため、歯科医師の歯科総合診断能力は個々の経験・経歴に依存した個別性が高いものとなる。

 歯科総合診断における臨床推論の問題点について、本学歯学部附属病院(現東京医科歯科大学病院歯科診療部門)の初診の事例を参照しつつ分析する。そして、行動諸科学を援用し、正確で効率的な歯科総合診断を行うための方略について考察する。

tiryouh

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