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2023年2月10日 (金)

Report 2023 古遺伝学 ③

続き:

 デニソワ人と仮称されているこの古代人類は、DNA の分析から、ネアンデルタール人が80万4000年前に現生人類と分岐した後、64万年前にネアンデルタール人からさらに分岐したことが分かった。

 デニソワ人はユーラシア大陸の広い地域に分布し、ネアンデルタール人とデニソワ人は同時期に共生・交雑していtことも分かってきた。現生人類とも交雑があったと考えられている。

 現在のポリネシアの人びとにはデニソワ人の遺伝子が4~6%残っている。また、ユーラシア大陸の人々は平均1~4%のネアンデルタール人由来のゲノム配列を持っている。

 現在流行中の新型コロナウイルスに感染した際に、ゲノムの特定の領域の一群の変異(遺伝子多様体)がある人は重症化するリスクが高いことが指摘されている。

 この変異の保有者バングラデシュなど南アジアに多く、ヨーロッパは比較的少数、日本など東アジアでは保有者は殆どいないという。

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