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2023年2月16日 (木)

Clinical 正確で効率的な歯科総合診断 ④

患者の本院紹介された症例で右下大臼歯は精査済みとの記載あり、本院での診察後の結論としては、患者の感じている痛みは右下大臼歯の慢性根尖性歯周炎由来のものであった。 患者の主訴に歯科医師の認知がひっぱられたそして誤診となった。 ケースだ。

本学歯学総合診療科で診断が変更となった症例をいくつか説明したが、共通しているのは情報の解釈の困難さから誤診となったのではなく、想定した疾患の所見パターンから外れた情報が認知できないことにより、ケアレスミス的な誤診となった点である。

別の言い方をすれば、スナップ診断での誤診は(+)を示すべき所見にのみ意識が集中することで、(-)を示すべき所見が(+)であることに気が付かないことによって生じる。

ここには、見ようと意識したものしか見ることができないという人間の認知特性が影響している。

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