« 人間と科学 第343回 永久不変の存在を求めて(4) ① | トップページ | 人間と科学 第343回 永久不変の存在を求めて(4) ③ »

2023年2月 1日 (水)

人間と科学 第343回 永久不変の存在を求めて(4) ②

続き:

エネルギーの量子

 ドイツの物理学者マックスプランクは、鎔鉱炉のような高熱物体の温度と、そこから放射される光の強さを調べる中で、光の強さはある単位ごとに階段状態に増減する、そしてその階段の 1 ステップの強さは光の波長(色)に比例して決まる、という着想を得た(1900年)。光のエネルギーは連続的でなく、最小の単位があるというエネルギー量子説を唱えたのである。そして光の波長からエネルギーを示す係数を導いた。

 そして同時代のもう一人の天才、アインシュタインが「光粒子説」を唱える(1905年)。それまで光は、音や水面の波紋と同様な、波であると考えられていたところ、粒子としての性質も併せ持つことを示した。

 プランクが導いた係数は、まさにこの光の粒子、光子 1 個が持つエネルギーを導く比例定数であり、後にプランク定数と呼ばれることになる。

« 人間と科学 第343回 永久不変の存在を求めて(4) ① | トップページ | 人間と科学 第343回 永久不変の存在を求めて(4) ③ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事