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2023年2月 9日 (木)

Report 2023 古遺伝学 ②

続き:

 ペーボ氏は、約3万年前に絶滅した古代の人類であるネアンデルタール人の骨の化石に残るわずかな DNA を分析する方法を確立し、ネアンデルタール人の核ゲノム配列を解読した。

 それを現生人類(ホモ・サピエンス)のゲノムと比較して、現生人類はネアンデルタール人の遺伝情報をいろいろ受け継いでいることを解明。

 アフリカからユーラシア大陸に進出した現生人類はそこに棲んでいたネアンデルタール人共存し、交雑していた可能性を明らかにした。

 ペーボ氏と共同研究者は、世界各地の古代人類の DNA を調査していく中で、2008年にはロシアのアルタイル山脈にあるデニソワ洞窟で見つかった小指の骨の化石から取り出した DNA を調べて、ネアンデルタール人とは遺伝情報が大きく異なる新種の古代人類の存在を発見した。

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