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2023年4月 6日 (木)

Science 嚙みしめと運動の関係 ~遠隔促通の正しい理解~ ①

森田 匠(愛知学院大学歯学部生理学口座准教授)さんの小論文を載せる:コピーペー:

は じ め に

 遠隔促通 (remote facilitation) という現象は、特にスポーツ歯科に力を入れている先生方であれば耳にしたことが有るのではないだろうか。強い力を出すときに歯を喰いしばるというような経験や習慣を持っている人も少なくないので、たとえ遠隔促通という言葉は聞いたことがなくても、嚙みしめが強い力を出すことの助けになりそうだという感覚は理解できるのではないか。

 遠隔促通を応用し、咬合への介入や嚙みしめをさせることで運動能力の向上を目指す試みも行なわれている。一方で、遠隔促通は必ずしも運動のパフォーマンスを高める方向にのみ作用するわけではない。

 過去の研究から分かっている遠隔促通という現象の特徴を基礎から解説するとともに、ラグビー、弓道で行われる動作を例に咬筋活動と実際の運動の関係についても紹介する。遠隔促通に何が期待できて、何が期待できないのかを整理する一助となれば幸いです。

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