暇つぶし
8月14日に福岡博物館にふらりとおとずれた。「国宝ー鑑真和上と唐招提寺展」があっていた。唐から正式な戒律の制度を伝える僧:鑑真である。その姿を写したという鑑真上座象を始め、晩年に開いた唐招提寺の寺の宝物を通じて、古代ー700年代の中頃から、それ以降の日本、中国の交流史である。
鑑真和上は、五度の渡海の失敗と度重なる艱難辛苦のすえ、両目の失明にあいながら753年、渡航を志して、12年の歳月を経て、来日をはたされた。この偉業は、日本も中国でも広く知られている。
唐招提寺が創建されたのは、来日5年後の759年で、故、新田部親王の旧邸を授けられたのが始まりで、境内は国宝級の伽藍が建ち並んでいます。現在でも、創建時の姿を、天平の甍として知ることができますが、現在:解体修理中で、2009年中に、金堂が大修理完成する見込みである。 | |||||||||||