医療,健康

2008年3月 7日 (金)

変わりつつある学校での歯科健康診断

学校での歯科健診の意義は「未来を担う子ども達の健康を守り病気にならないたくましい身体をつくる」ということです。今までの歯科健診は、むし歯を早期発見して治療するというのが目的でした。最近はその予防や子供自身で歯の健康を考える力を育てることに重点を置いています。歯科健診に当たっては、むし歯の有無、程度、歯ぐきの病気、歯列(歯の並び方)・咬合異常(上の歯と下の歯のかみ合わせの状態)及び顎の骨の関節の病気の有無などチェックします。むし歯検査で注意している事は、今迄のように尖った固い針状の器具で歯の表面を操作しない事です。この器具で初期(かかり始め)の小さなむし歯をいじると病巣を大きく悪くしてしまうことがあるからです。また程度を表す言葉も健全歯、未処置歯、要観察歯と改めました。要観察歯とは「見ただけでは穴や欠損はないが歯の表面に色が付いたり、粘りや濁りがあり、将来むし歯になる可能性のある歯」のことです。この歯は3~6ヶ月毎の経過観察が必要です。次に、歯ぐきの病気ですが、最近では子ども達にも歯周病が高率に見られ注意が必要です。この歯ぐきの病気の健診にも要観察という項目が入りました。これは、「歯石はないが歯ぐきに軽い発赤や腫れがみられ、ブラッシングで炎症が消えるような状態のもの」です。以上のように学校健診は、なってしまった病気を治すより、なりそうなものを良い状態に改善し維持する方向へ導くことを目的にしています。また家族皆で健康情報を共有し、考え、話し合うことにより、将来の生活習慣病などへの移行を防ぐというような考え方に変わってきています。

2008年2月28日 (木)

至急     お知らせ

 お知らせ   学習会のご案内   高齢者医療制度   特定健診・保健指導の問題点  知ろう!
         混乱必至       患者さんの疑問に答えるために
           4月からの実施で患者・住民の混乱が予想される後期高齢者
         医療制度と特定健診・保健指導。これらの制度は、具体的に今後
         の地域医療にどういった影響を与えるのか。
          制度の実施直前にあたり、あらためて知っておきたい制度の問題
         について、元厚労省老健局長で現大阪大教授の堤 修三さんが
         わかりやすyく解説します。
         講師 大阪大学大学院教授       堤    修三     さん
         日時 2008年3月19日(水曜日)   午後  7 時 ~午後 9 時
         会場 くまもと県民交流館パレア    会議室 1(鶴屋東館 9階)
         参加費 無料・申込 不要        どなたでもご参加いただけます